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ジャンル:SF・変身ヒロイン・戦闘美少女
放送時期:
1期:2012.1-3(全13話)
2期(G):2013.7-9(全13話)
3期(GX):2015.7-9(全13話)
原作:上松範康、金子彰史
監督:伊達達文(1期)、小野勝巳(2,3期)
構成・脚本:金子彰史
制作会社:サテライト
(ストーリー)
脚本:C⇒C⇒C
構成:C⇒C⇒A
END:B⇒B⇒B
(キャラクター)
魅力:B⇒B⇒A
デザイン:C⇒A⇒A
声優:B⇒B⇒B
・映像:C⇒B⇒A
・音楽:A⇒B⇒A
・売上:C⇒B⇒A
総合評価:★★★★(3期は★★★★★)
4&5期の制作が発表され、息の長いシリーズなんだなと思ってチェックしてみると、売上が見事な右肩上がり。徐々にファンが増えるタイプの作品なら見て損はないかなーと思い視聴することにしました。製作はマクロスシリーズでおなじみのサテライト。
タイトルからして既に本作も「歌いながら戦うよー」感が出ていますねw
(1期感想)
最初のライブシーン・・水樹奈々&高山みなみ!!おおっ豪華・・と思ったのも束の間、予想以上にヘビーなストーリー展開でした。絶唱・・恐ろしい((((;゚Д゚))))歌いながら戦うというよりも歌自体が生命を賭けた必殺技的な・・。
これはガンガン人が死んじゃう系なのかなぁと思ったらその後は意外に・・?絶対死んじゃっただろ・・という演出に見えても案外普通に無事だったりよくわからない・・w演出は「考えるな、感じろ!」系だったでしょうか。
そんな中でも主人公の立花響ちゃんは結構いいキャラクターなぁと感じました。悠木碧さんが演じるキャラの中ではこれまでで一番印象に残りましたね。
ストーリー展開は大味に感じる部分もあったけど最終話まで一気に見ることはできました。マクロスΔも見たので戦闘シーンで歌を歌うのには抵抗は少なかったというか、そういう作品だと割り切ることはできたかなぁと。
キャラクターデザインは良いと感じる時もあったけど映像のクオリティに並があって、粗削りな作品という印象は残りました。
歌自体は全体的に良かったと思うけれど、高山みなみさんの歌をもっと聞きたかったなぁ・・・?!
(2期感想)
全体的に映像面はクオリティが上がり、迫力は増しました(変身シーンとか?)。1期ではチラホラ目立った、作画が崩れるように感じる部分は減りましたね。新キャラが好みだったこともあり、キャラデザに関しては1期よりも大分好みな感じに!
ストーリーに関しては今回は敵陣営にもかなりスポットが当たり・・というか敵味方の区別がやや曖昧になりましたね。わかりやすい敵役はいましたが、せいぜい中ボス程度の小物キャラ・・と思っていたら案外最後まで引っ張ったw
相変わらず背後から不意に狙撃されたり、腕がもげたり・・結構「ギャーヤラレター!!」という衝撃的なシーンがあっても案外大事には至らないケースが多く、深く考えずにエンターテインメント作品として捉えた方がいいんだろうな、という印象です。
「歌いながら戦うよー!」というシーンも確かにあるけれど、「いや今歌流れてるのに違うセリフしゃべってるよね?w」と思うことも多く、そうかと思えば割と臨場感を感じる歌い方のシーンもあり、よくわかりませんw
トータルではキャラクターの魅力もあり1期と変わらず楽しめたと思います。
(3期感想)
3期まで見続けると、「シンフォギアシリーズ」のお約束的なものをかなり理解できて、作品の「良いところ」を存分に楽しむことが出来た気がします。
一段と上がった映像面のクオリティにも支えられ、真面目(?)に戦っているシーンでも思わず変な笑いがでちゃうくらいガッツリと楽しめましたw
「歌いながら戦うよー」の、セリフと連動してアフレコでそのまま歌っているのも今期が一番実感できたと思います。上手い下手はやっぱり声優さんによって違いは出ますが、迫力は感じました。
ストーリーは結局「茶番」と言ってしまえばそれまでで、主要キャラはやられてはパワーアップして復活したらと思ったらまたやられて・・の繰り返し。大ピンチでもまぁ死にはしないという安心感(?)はありますねw歌を歌う主要キャラは簡単に作品から離脱できないですもんね・・(ライブとか)。
お父さん方、特に響の父に関してはう〜ん・・w普通の作品だったら納得がいかないと思いますが、本作だと許せるというか「そんなもんだよね〜」と思えちゃうのがすごいところ。
次が見たくなる1話1話の引きもよかったと思いますし、売り上げも伸び、更に加速しているコンテンツだというのは実感できました。
4期5期同時発表ということで、今後の展開にも期待します!!