ジャンル:バトルロワイヤル
放送時期:2017.10−12(全12話)
原作:小説/西尾維新
監督:細田直人
構成:村井さだゆき
制作会社:グラフィニカ
(ストーリー)
脚本:D
構成:D
END:B
(キャラクター)
魅力:C
デザイン:C
声優:C
・映像:D
・音楽:B
・売上:
放送開始前期待度:☆☆☆
総合評価:★★
西尾維新の小説が原作の12干支バトルロワイヤル?!ということで期待感はありました。
ただし結論から先に述べてしまうと、この作品はおそらく小説で読んだ方が楽しめる作品だろうなぁ・・と。
バトルロワイヤルとしての楽しみは映像としてあまり無く、なんじゃそりゃと感じるやられ方がシュール。自分の干支でもあり、デザイン的には好みだった酉さんも早々に退場し、残る女の子キャラの魅力も乏しくなってしまいました。
ストーリー展開も、中盤ややワンパターンからは外れたものの、力の入れ所は正しかったのかどうか、お話全体を振り返ると疑問な部分もあります。
文字の表現での西尾維新流の言葉遊びも、やはり物語シリーズとシャフトが結果的に噛み合っただけで、ほかの会社が作ると頭にスッとイメージが入ってこないというか。先に小説を読んでいたらまた違うのかもしれませんね。
一応完走したけど、正直あまりおもしろくなかった(苦笑)西尾維新原作というのが無ければ途中で力尽きていたかも。
全12話の中で1話を残して大戦の決着が付き、残りで何をやるのかなぁと思ったらなるほど、どうやら最後の1話ありきの全12話だったようで、最終話自体は楽しめました。ただしやっぱりアニメとして見るのであれば、バトルロワイヤルものとしての魅力はかなり薄かったように感じ、もうちょっと何とかならなかったのかなぁというモヤモヤしたものが残ってしまったというのが素直な感想です。