ジャンル:戦記ファンタジー
放送時期:2017.1-3(全12話)
原作:小説/カルロ・ゼン
監督:上村泰
構成・脚本:猪原健太
制作会社:NUT
放送開始前期待度:☆☆
OP「JINGO JUNGLE」/MYTH & ROID
ED「Los! Los! Los!」/ターニャ(悠木碧)
(キャスト)
ターニャ・デグレチャフ/悠木碧
ヴィーシャ/早見沙織
(ストーリー)
脚本:A
構成:B
END:B
(キャラクター)
魅力:B
デザイン:C
声優:A
・映像:B
・音楽:A
・売上:B- (5話時点予測:B)
総合評価:★★★★
現実世界で優秀だけど恨みを買いやすいエリートタイプのサラリーマンが転生させられ、幼女の姿を身にまとって軍を動かしていく・・!見た目は幼女、声は悠木碧さん。エリートリーマンだったんしても戦争に溶け込んでいく姿が面白い。時に幼女の見た目を利用した戦略を立てたり・・「どうしてこうなった・・・」と思惑に反する結果に終わったり。コメディ要素が意外にも交じりつつもストーリー構成は非常に硬派な作品だったなぁと思います。
「神のみえざる力」的なものにも翻弄されてしまうため、いくら優秀でもしょせん掌の上で転がされているだけなのでは・・という一種の絶望感もありますが、純粋にストーリーは気になります。原作小説も読みごたえありそうだなぁ・・
放送開始前にキャラクターデザインも「どうしてこうなった・・・」とややマイナス寄りで話題になったようですが、慣れたといえば慣れたかな・・。元の絵のままだとアクションシーンに支障が出そうだな〜という印象もあり、難しいところですね。
中盤で1度総集編が挟まり、映像的なクオリティは常にMAX・・とまではいかず新規の制作会社でどこかで苦労もあったのかなとは思いますが、ストーリー的には一区切りは迎えつつも続編に期待がかかります。売り上げは果たして・・?!
OP・EDは流れない回も結構ありましたがなかなか好みでした。MYTH&ROIDさんの楽曲はクセになるなぁ・・。今後も期待いたします。
(各話レビュー)
1話・・・★★★
2話・・・★★★★
タイトルとキービジュアルで視聴前から「なんだこれ・・」と気にはなっていた作品。制作会社もNUTという新しい会社。(マッドハウスからの派生会社とのことですが)
1話のよく動く激しい戦闘シーン、そして狂った表情・・・!2話に持ってきたプロローグで壮大にネタばらし。「ああ、これ面白くなる作品だ」と期待感が高まり視聴決定ー!となりました。
3話・・・★★★★★
3話でOPとEDが出そろいましたね。オーバーロードとリゼロでおなじみ「MYTH&ROID」さんと悠木碧さん。なかなかにカッコイイ・・!お話の核心は「おっさん幼女vs存在X」ということでいいのでしょうか。中身がエリート系サラリーマンの幼女さんだとわかっているからこその面白さはすでに出ています。アホ毛ヒョコヒョコがかわいかった。悠木碧さんすごいなー。
4話・・・★★★★★
映像的には動きの少ない回でしたが、会話の応酬が面白い!策を練り名案を出ししてやったり!と見せかけて自ら自爆するターニャ。ストーリーは固く真面目にやっているのにコメディ化しているのが見どころですねw「どうしてこうなった・・w」という流れを理解するのに少し集中力が必要な回かもしれませんが、作者さんもキレ者な気がしてきてこの先がますます楽しみです!
5話・・・★★★★
大隊結成!つぇぇぇぇー!というよりも相手が時代遅れなだけだったようですが・・。最後の幼女警告には吹きましたw毎回ちょいちょいズコーとなるネタを仕込んできますね。このまま快進撃・・・!とはならず落とし穴がありそうなのが本作品な気がしますが果たして。
6話・・・★★★★
次は総集編・・・?!最近総集編ときくと何かやらかしてしまったのかと心配するようになってしまいました。
クオリティ的にはそれほど問題なさそうですし、総集編を挟んでの後半に怒涛の展開が待っていると期待しておきましょう・・!
6.5話(総集編)
7話・・・★★★★
総集編を挟んでの出来が心配されましたが問題なさそう!冒頭はあれ?ガラっと雰囲気変わった??と少し驚きましたがあっさりとフラグは回収されましたとさ・・。戦闘シーンの迫力は相変わらずでした!
8話・・・★★★★★
これは戦争だ・・・!!
非情な重い回だけど誰が悪いとかは言いにくいですね。元エリートリーマンスキルは存分に生かされている、とだけ。
9話・・・★★★★
ドクトル博士とのやり取りはなかなかのギャグ要素に・・!wお話自体はクライマックスへ向けての溜めという印象です。
10話・・★★★★
戦争の勝利が見えた・・!所でもう一人の神に選ばれし者と決戦に突入?!部下がたくさんやられちゃいそうでハラハラ・・。
11話・・★★★★
停戦と終戦の違いを理解できるのがターニャだけ・・未来を知るが故の孤独ということでしょうね〜。
戦闘シーンはシュールさも感じつつ迫力はありました。残り1話でどう締めるのか、2期ももしかしたら想定されている?!
12話・・★★★★
「あれは幼女の皮を被った化け物だ!」
まさにその通りな1期クライマックス。
ストーリー的には2期が無いと困りますが果たして・・?!(現時点では正式決定はしていないようですが)
見た目幼女と中身のギャップを楽しみつつも本格的な軍事物であり、硬派な作品でしたね〜。