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ジャンル:青春・卓球
放送時期:2014.4-6(全11話)
原作:漫画/松本大洋
監督・構成・脚本:湯浅政明
制作会社:タツノコプロ
(ストーリー)
脚本:A
構成:A
END:A
(キャラクター)
魅力:S
デザイン:D
声優:A
・映像:A
・音楽:C
・売上:D
総合評価:★★★★★
原作漫画は1996年。かなり期間が空いてのアニメ化です。2002年の実写映画は話題になりましたね。
原作から20年近く経過しているため、アニメ化においては一部設定が変更になっているようです。(卓球のルール、作中に登場する小物等)
どうしてもキャラクターデザインが受け付けない人もいるとは思いますが、「まぁ気にせずに見てみるかー」となりさえすれば、ノイタミナ枠作品らしく全11話と短いため一気に駆け抜けることが出来ます。
そして11話で申し分なくスッキリとまとまった素晴らしい構成だったと感じます。「もっとこういうところを見たかったなー」という不満点が特に思い浮かびません・・!
登場キャラの挫折や成長、サブキャラのスポットの当て方も良かったですし、中国選手や風間選手の強キャラ感等キャラクターの魅力に溢れた作品です。面白く感じるスポーツ物アニメのポイントの一つでしょうね。
あとこれは直接評価とは関係ない部分もありますが、
・ハイキューの月島くんが月本くんでキャラのイメージが被る!
・「灼熱の卓球娘」も面白かったけどお話が進んでいく、そして完結するこのテンポという面で圧倒的にこちらを推す
・悟空さんの中の人が実年齢に近い役をされている作品があったとは!
こんな感じで個人的にもニヤリとできる見どころが多かったです。
終盤の10話、11話は作画も凄くて自然にフフヒッと変な笑いが出てしまいました。ぱっと見の絵に拒絶反応を起こさずに一度試していただきたい作品です!!