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ジャンル:4コマ・ギャグ・学園
放送時期
1期:2010.7-9(全13話)
2011.4-2013.10(1期OVA 14話ー21話)
2期:2014.1-3(全13話)
2014.5-(2期OVA 14話ー)
原作:氏家卜全
監督:金澤洪充
構成:中村誠(1期)
金澤洪充(2期)
制作会社:GoHands
(ストーリー)
脚本:A
構成:A
END:--
(キャラクター)
魅力:A
デザイン:C
声優:A
・映像:B
・音楽:B
・売上:1期:C(OVA:A~B)
2期:D
総合評価:★★★★★(1期)
(1期感想)
週刊少年マガジンで長期連載中の4コマ漫画が原作。アニメもコミック同梱版のOVA等を挟んで長く続いています。
『男子生徒28人!女子生徒524人!桜才学園の生徒会を中心に繰り広げられる8割下ネタの4コマギャグ漫画』
前情報としてはこれだけ知っておけば十分・・w
マガジンは読んでいた時期も長かったので原作もそこそこ知っていますが、「ああ、生徒会役員”ども”って読むんだー」くらいの知識しかありませんでした・・w
軽い気持ちで見始めたものの、全体的に予想以上にツボにはまりました・・!
キャラクターデザインはスッキリしていてシンプルかなーと思ったものの十分可愛さも感じるし、下ネタが非常に多い分あざとさは控えめでこれくらいのデザインの方がうまくハマった印象があります。
ボケがほぼ下ネタ絡みになりますが、ツッコミが多彩で、主人公のタカトシくんがナイス過ぎます。その他ボケキャラからツッコミ側のキャラまで強弱がついていて、キャラの組み合わせにより普段ボケ側のキャラもツッコミに回ることがあり、駆け引きが面白いです!
全体的にキャラクターがしっかり立っていて、主人公と生徒会メンバー、主人公の妹のメインキャラはもちろんですが、
・横島ナルコ先生(CV:小林ゆう)
・新聞部、畑ランコ(CV:新井里美)
この2名の準レギュラーキャラが個人的にドハマり役で、作品の幅が出ているように感じます。全体的に外れキャラがいませんね。
もちろん生徒会メンバーも・・!ちっこくて画面に映りきらないスズちゃん(それでも140cm弱あるのにタカトシくんの股間の位置に顔が来るとは一体・・・)、典型的なお嬢様キャラなのに下ネタ大連発のアリアさん、主人公とのラブコメを一瞬期待させては台無しにすることが多い会長のシノさん・・本当にキャラが揃ってて魅力十分、長く続く作品だけはあります。
1期だけでもOVAを合わせて21話もあって、途中で飽きちゃうんじゃないかなーという心配もありましたが、テンポが良く勢いも落ちず、全く問題なく完走してしまった・・。24分が短く感じることも多々あり、4コマ漫画原作でこれだけしっかり楽しませてもらえたら十分すぎますね。
作品の中で季節も結構テンポよく進むし1期の中でもバレンタインイベントが2回あったなーと思っていたら、俗にいう「サザエさん方式」を採用しているようで、時系列的なものは気にしないほうがいいようです。
GoHandsという制作会社の作品は初視聴でしたが、色使いがやや独特ながら映像のクオリティは高く、2017冬クールに控えていてPV等で注目している「ハンドシェイカー」という作品も楽しみになりました。
女の子主体で発せられる下ネタは容赦が無く、そこさえ抵抗が無ければ長く楽しめる作品ではないでしょうか。個人的には本当にアニメ化大当たり!と感じる作品でしたよ!!
2期は現在もコミック同梱版のOVAで発売が続いていて、2017年7月には劇場版も・・?!この先も楽しませてもらえそうです。