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ジャンル:美少女アニメ、ファンタジー、アクション
放送時期:
1期:2011.4-6(全13話)
2期’:2012.7-9(全13話)
3期”:2015.1-3(全12話)
原作:都築真紀
制作会社:セブン・アークス
(ストーリー)
脚本:D
構成:C
END:B
(キャラクター)
魅力:C
デザイン:C
声優:B
・映像:B
・音楽:B
・売上:1期2期:B 4期:C
総合評価:★★★
セブン・アークス制作のオリジナルアニメ。会社としては「リリカルなのは」シリーズが有名ですね。
僕も「Vivid Strike」を視聴して、「あっこのキャラクターデザイン大丈夫だ」と思えたため、本作にも手を出してみました。
3期まで放送されていて、続編が製作できるラインの売り上げをキープしている作品ですからね〜。
視聴前には「シリアス要素の無い、明るい作品」という前知識だけを入れていました。中途半端にシリアス要素が入るよりはいいんじゃないかな、ただしワイワイやるだけだと中身がない作品にならないかなーという期待と不安を持ちつつ。
(1期感想)
現実世界では「SASUKE」のようなアスレチック競技の選手として活躍している主人公が、異世界に「勇者」として召喚され、持ち味の運動神経を生かして大活躍!という序盤。
召喚された異世界「フロニャルド」(名前からしてのんびりしている)ではライバル国との「戦」が繰り広げられているものの、これも健全なアスレチック競技で、加護の力により負傷はしない・・という設定。
うん、清々しいまでの「ご都合主義」ですね(笑)
仮にこの作品を全く予備知識無しで、場面場面をランダム再生したとすると、真面目にバトルをしていたり、キャラクターが涙を流しているシーンがあったりとシリアス要素も含まれているように見えるかと思います。だけど全然そんなことはありませんw
シリアスな展開にならない・・これが安心感につながるか、真面目なシーンがあってもどうせ・・という「茶番」に感じるか。これが本作品を楽しめるかどうかの分かれ道でしょうね。作中の設定を「そういうものだ」と受け入れられたら十分楽しい作品ではないでしょうか。
主人公役の宮野真守さんは、こういうポップな作品で主役をやるのは珍しく感じますが、僕はキライではありません。声優さんは文句なしに「超豪華」です。ライバル国の騎士団長「若本規夫」さんは流石にキャラクターデザインからは浮いているように感じましたが(笑)(コードギアスの皇帝役、北斗の拳のラオウ役で声のイメージまで伝わるかと思います)
この作品の一つの特徴として、異世界に召喚された後も現実世界と何度か連絡を取っている(電波が立った!w)点が挙げられます。1期のラストでは現実世界への帰還を果たしていますが、その時にフロニャルドの記憶はすべて失ってしまい、もう戻ってこれないという設定、それを回避する条件が実は揃っていた。記憶を取り戻し、「次は一緒に行こう!!」
次作まで1年開いていますが間違いなく意識した作りになっていますね。実際に2期3期が放送されているので、このラストには納得をしておきますw