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ジャンル:ファンタジー、日常
放送時期:2016.4-6(全12話)
原作:漫画/石塚千尋
監督:桜美かつし
構成:赤尾でこ
制作会社:J.C.STAFF
(ストーリー)
脚本:B
構成:B
END:B
(キャラクター)
魅力:A
デザイン:A
声優:B
・映像:A
・音楽:B
・売上:D
総合評価:★★★★★
今春のアニメでこれまで視聴候補に入っていませんでしたが、今期の「魔(法少)女」ブームにつられて(?)見てみたら大当たり!
ほのぼの日常系の中ではかなりツボに入りました。
ストーリー的にはそれほど起伏があるわけではなく、青森の田舎を舞台にゆったりとした時間が流れます。主人公の魔女、真琴が横浜から居候に来たという設定で、主要キャラよりも案外都会っ子なのは面白いポイントですね。
居候先の倉本兄妹も良キャラ。地味に田舎流高スペックのお兄ちゃんと、素朴な妹系では非の打ち所がない妹!!見ていてストレスを感じる要素がほぼありませんでした。
キャラクターデザインも全体的に頭身が高めで、萌え萌えしすぎていないのも好印象。恋愛要素が全くと言っていいほど無く、家族でも見やすい作品です。
(服のシワにまでこだわったフェチズム的作品・・・といったレビューを見かけたことはあり、確かにわかりますw健康的な魅力とでもいうのでしょうか、、)
自然豊かな風景、美味しそうな料理(ふきのとうの天麩羅からホットケーキまで)、ちょっとした豆知識などなど映像面も安定しています。
2匹の猫もかわいさ抜群。
チト(茅野愛衣)、ケニー(佐倉綾音)・・・通常の作品でヒロインを務める声優さんがこんなところに・・!w喋るわけではありませんが注目ポイントの一つかもですね。
1話のマンドレイクの叫び声が一番刺激が強かった!?w程度で魔法要素も程よい溶け込み具合で、「刺激的でない」作品をお求めの方にはお勧めの作品となりました。売上、原作のストックともに続編は厳しいかもしれませんが、いつかまた続きを見たいですね。