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ジャンル:ダーク・ファンタジー
放送時期:2009.4-2010.7(全64話)
原作:荒川弘
監督:入江泰浩
構成:大野木寛
キャラクターデザイン:菅野宏紀
音楽:千住明
制作会社:ボンズ
(ストーリー)
脚本:S
構成:A
END:A
(キャラクター)
魅力:S
デザイン:B
声優:B
・映像:A
・音楽:A
・売上:A
総合評価:★★★★★
アニメブームに突入した早い時期から「そのうち見よう」と思いつつ、全64話というボリュームに怯えてなかなか手を付けなかったハガレン。
ちなみにハガレンは2回目のアニメ化で、同じボンズ制作で2003-2004年にも全51話でアニメ化されています。こちらの方は原作も連載中で、オリジナルストーリーとなっています。
本作は原作もちょうど同時期に完結し、ほぼ原作に沿ったストーリーとなっています。
原作コミックが全27巻、累計6000万部オーバーという大人気作ですから、やっぱり内容は申し分なし。ダークファンタジーの名の通り、かなり重い展開も続きますが、続きが気になりノンストップ状態になるのはコミック版と変わらず。原作を知っていてもアニメならではの楽しみもあり、長丁場に渡って大きな作画崩壊等も無く駆け抜けたボンズさんもお見事だったと思います。
5クール、64話という長期間の放送だったので、クール毎のOP・ED曲で合計10曲あり、多少好みは分かれるだろうとは思います。個人的にはシドの「嘘」「レイン」が印象に残っていますね。
本作は元々の知名度が高く、前作の実績もあって5クール連続放送が実現したのかなと思います。最近の人気作は長編化が進む中、全27巻というボリュームも収まり得る範囲内だったのでしょうね。(人気が十分にあっても1〜2クール放送して続編は2年後、といったアニメも目立つ中、5クール連続、1期完結という形式はそれだけで価値がある気がします)
敵役を含めて(敵か味方か曖昧な位置にいるキャラも多いですが)、キャラクターの魅力も非常に高かった本作ですが(声優さんに関しては全キャラハマり役だったとまでは思いませんけどね)、個人的には「リザ・ホークアイ」に一票入れておきます!!大好き(照