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ジャンル:ヒーローアクション
放送時期:2011.4-9(全25話)
監督:さとうけいいち
構成:西田征史
キャラクターデザイン:桂正和(原案)
制作会社:サンライズ
(ストーリー)
脚本:A
構成:B
END:A
(キャラクター)
魅力:A
デザイン:A
声優:B
・映像:B
・音楽:B
・売上:S
総合評価:★★★★★
2011年に流行ったアニメです。会社で「えっまさか」という人も知っていてかなり知名度があったようです!(僕はあまり知りませんでした。)
作品の特徴は、
「実在企業と多数のタイアップ」
「キャラクターデザインが桂正和」
この2点だと思います。
実在企業のタイアップに関しては、企画段階で戦略としてすでにあったようで、どちらかとアニメの内容そのものが世界観に溶け込むように後から考えられたということです。
結果的にセールスも好調で成功したから言えるのかもしれませんが、CM以外でもこうした形で放映時点でスポンサーをつけることができれば、制作費が潤沢になり質の良い作品を作りやすい・・・のかなと思います。通常のアニメだと、例えばコンビニのシーンでもパロディ化されていることが多く、タイアップ、コラボという形をとっているものもありますが、大々的なものはあまり見かけません。
「十分に予算が取れずにクオリティの低い作品になった、売り上げが低調で続編の制作は出来なかった」
こうした作品も多々ありますもんね・・・。TIGER&BUNNYという作品の成功は一つの形を示したと言えるのではないでしょうか。
作品の出来としても、ヒーローものとしてしっかりとしたストーリー、魅力あるキャラクターがいて期待以上に楽しめました。
作品の傾向として、やや「腐女子向け」展開があると聞いていてそこは大丈夫かなーと心配していましたが、全然大丈夫でした!
男性向けのサービスシーンはそれほど無かったのは確かですが、元々僕のレビューではそこは重視していませんし(笑)
そういった方面で期待するとすれば、桂正和さんがデザインする「正統派ヒロイン」が登場する作品をもう一度見てみたいなぁ・・というところでしょうか。ジャンプを読み始めたころの「電影少女」とか、「I'S」とかはやっぱり印象にあるので。
以上、次回予告とか音楽も含めて、トータルで十分楽しめる作品でした!!