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ジャンル:SF伝奇アクション・吸血鬼
放送時期:2015.4-6、2015.10(全12+1話)
原作:漫画/内藤泰弘
監督:松本理恵
構成:古家和尚
キャラクターデザイン:川元利浩
音楽:岩崎太整
制作会社:ボンズ
(ストーリー)
脚本:B
構成:A
END:C
(キャラクター)
魅力:A
デザイン:B
声優:A
・映像:S
・音楽:S
・売上:A
総合評価:★★★★★
原作はタイトルも含めて全く知りませんでしたが・・・超大当たり!!
映像のクオリティ、センスがとても良くてぐいぐい引き込まれました。OP・EDも映像音楽共に申し分なし!(特にEDの評判が良かったようです)。作品全体から伝わるポップな雰囲気がとても気に入って、「これはいい・・」と思わず笑みがこぼれてしまうほどでした。背景の細かいところまで描き込まれていて、もう一度見返したら「あっこんなところに!」といった発見もありましたね。
ストーリー自体はやや難解で説明不足な点もあるので、1回ざっと見ただけでは理解が追い付かない部分はあるかもしれません。
作品としてはアニメ化の際に「ホワイト&ブラック」というオリジナルキャラクターを追加し、ストーリーの軸に据えているため原作とは異なるアニメオリジナルの部分もかなりあったようですが、原作ファンにも概ね好評だったようです。
この部分は声優、釘宮理恵さんの力も大きかったのではないでしょうか。一人「三役」、11話あたりは圧巻ですね。
キャラクターデザインや独特の演出等、万人向けとは言えないかもしれませんが、一度見てみる価値はあります!と断言いたします。タイトルだけだとちょっとグロそうな作品というイメージになりそうですけどね・・。
僕個人のツボにうまくハマっただけかもしれませんが、音楽を含めた演出、映像表現という点に絞ればここまでのレビュー作品のなかでかなり上位です。「初めて聞く作品だな・・」という方はぜひ一度どうぞ・・!