2016.09.17 Saturday
【アニメ レビュー】 49.プラネテス
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ジャンル:SF
放送時期:2003.10-2004.4(全26話)
原作:漫画/幸村誠
監督:谷口悟朗
構成・脚本:大河内一楼
制作会社:サンライズ
(ストーリー)
脚本:S
構成:A
END:A
(キャラクター)
魅力:B
デザイン:C
声優:B
・映像:A
・音楽:A
・売上:C
総合評価:★★★★★
SFものの名作としてレビュー上位にくることが多い本作。
10年以上前の作品ですが、古さは感じません。SFものでこういったクオリティの作品は今後もなかなか登場しないだろうなぁという気がします。
2070年代の宇宙が身近な存在となった時代に問題となった「スペースデブリ」(宇宙のゴミ)とその回収業務を行う人々を描いたお話です。未来のお話とはいえテーマは非常に現実的で、起こりうる問題もそこに生きる人々に人間ドラマも生々しく描かれていて、作品のジャンルにちょっとした興味さえあれば十分楽しめる作品だと思います。
「古さを感じない」とは述べましたがキャラクターデザインには時代を感じます。また、ヒロイン「タナベ」のキャラクターは最初はやかましいだけに感じて好きになれず、慣れるのにかなり時間がかかりました。エンディングに向けては「名ヒロイン」という印象に昇格しましたけどねw
ここ最近の流行の作品とは一線を画した「色褪せない名作」、一度お試しくださいませ!