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ジャンル:アクション・スチームパンク・ダークファンタジー
放送時期:2016.4-6(全12話)
監督:荒木哲郎
構成:大河内一楼
キャラクターデザイン:美木本晴彦(原案)/江原康之
音楽:澤野弘之
制作会社:WIT STUDIO
(ストーリー)
脚本:D
構成:C
END:C
(キャラクター)
魅力:C
デザイン:A
声優:C
・映像:A
・音楽:A
・売上:C
総合評価:★★★★
2016年春アニメの話題作をほぼリアルタイムで視聴しました。
各サイトでいろいろな情報を得ながらの視聴となりましたが、序盤があまりにも高評価過ぎたのが影響をしたのか、終盤のストーリー展開に賛否両論(マイナス面の評価が多い)という結果になりましたね。
映像・音楽に関しては申し分のないクオリティで、現時点での最高峰といっても差し支えないと思います。進撃の巨人を手掛ける「WIT STUDIO」・美樹本晴彦さんの手掛けたキャラクター・EGOIST&AimerのOP&ED。これが見どころの大半を占めます。
ストーリーに関しては、そもそも「こういう作品が見たかった!」という期待感よりは、ある意味王道の中に「スチームパンク」という独自要素が含まれている感じで、映像のクオリティに惹かれて期待感が上昇したといった方が正しいと思います。
終盤のストーリー展開は、全12話にしては世界観が乱れちゃったなぁという残念な気持ちは僕も持ちました。
「ゾンビ物」における「敵とは?」という議論はよく巻き起こるようですが、本作も果たしてこれが正解だったのかどうかは・・よくわかりません。
年末に総集編の劇場版が公開予定で、パターンで言えば評判次第での続編の可能性がありそうです。
今回の12話で、表現したかったものを全て実現できたかといわれると微妙な気がしますので、作品の発展には期待しておきます。