2017.04.04 Tuesday
【アニメ レビュー】 216.鬼平
ジャンル:時代劇
放送時期:2017.1-4(全13話)
原作:小説/池波正太郎
監督・キャラクターデザイン:宮繫之
制作会社:スタジオM2
OP「鬼平〜江戸を走る〜」
ED「そして・・生きなさい」/由紀さおり
(ストーリー)
脚本:A
構成:A
END:C
(キャラクター)
魅力:A
デザイン:B
声優:A
・映像:A
・音楽:A
・売上:E
総合評価:★★★★★
放送開始前はキャラクターデザインに関して一悶着あったようで、結果仕上がったものも「鬼平っぽくない、コレジャナイ」という意見もあったようです。
事前の注目度、期待度は個人的にもそれほど高くはありませんでしたが、見始めて数話、「時代劇アニメ・・アリじゃない??」という印象を持ちました。キャラクターデザインはほとんど気にならなかったですし、スタイリッシュな雰囲気、映像、音楽も十分楽しめました。時代劇ならではのしんみりとした余韻の残る1話完結型のお話が中心で、中盤のまさかのギャグ回(?)はツボでしたw
テレビの時代劇といえば通常は1時間の放送かと思いますが、アニメ版は時間としては半分。お話が駆け足になってしまうのではという心配もありましたが、分かりやすくテンポが良く感じたという意味で好印象。
作品自体の続編もそうですし、他の作品もアニメ化したらどうなるんだろう・・という興味は大きくなりました。
評判としてはあまり話題にはなっていないものの、何かしらの興味があって視聴した方からは概ね好印象という様子。1クールに1本こういった作品があってもいいよね!と今後にも期待したいところですが収益的なものは果たしてどうなるのか。陰ながら注目です!!
(各話レビュー)